CVJの活動目的「日本の文化・芸術の振興」の要の一つである“「美術館」と企業の持続可能な連携の仕組み作り”に対して「未来を担う子どもを対象とした教育」を切り口として取り上げ、実施した企画です。
山九株式会社様（CVJ理事企業）のご支援のもと、森美術館のワールド・クラスルーム展関連プログラムへCVJが協賛し「日頃、美術館に行く機会を持ちにくい子どもたち（例“経済的に困難な子どもたち”や“障害を持つ子どもたち”など）」を中心に招待しました。

実施後に、参加者からは「家族だけで美術館に行ってもうまく親では説明しきれないが、今日はガイドツアーがあったので、子どもも『すごくわかりやすかった』と言っていた。理解が深まった。」「このようにツアーやシェアラウンジ付きで鑑賞すると、展覧会が難しすぎるとは感じないし、子どもがツアーが終わった後、他の作品を見に戻ったほど関心を持っていた。」「観るだけで終わらず、すぐにアウトプットできる場があるのはいい。」「また実施される際にはぜひ参加したい。」等の嬉しい声を多数いただきました。

　今後もCVJでは、自治体・企業等と連携のもと、より多くの子どもたちに文化体験を提供していくことを目指します。

ヴァンディー・ラッタナ　「爆弾の池」シリーズ（2009年）展示風景

宮島達男 《Innumerable Life/Buddha CCIƆƆ-01》（2018年） 所蔵：森美術館（東京）

シェアラウンジの様子

■日時
１回目/2023年８月5日（土）　2回目/2023年8月22日（火）
両日とも　9：15～10：30　※貸切　9：15～10：00

■参加費
ご招待（無料）

■会場
森美術館

■内容
0歳から小学生のお子さまとそのご家族に、のびのびと森美術館をお楽しみいただくプログラムとして開館前の美術館を貸し切り、おやこでゆったりと鑑賞し、対話を楽しんでいただける時間を提供。
森美術館のラーニング・キュレーターによる、子ども向けギャラリーツアーを各日1回実施。
鑑賞後には、“おやこでシェアラウンジ”があり、展覧会の感想をシェアし、絵を描いたり、折紙をしたり、展覧会に関連する絵本を読んだりしながらゆったりと過ごすことができるスペースが用意されている。

■展覧会情報（終了しています）
展覧会名：森美術館開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム：現代アートの国語・算数・理科・社会」
　会期：2023年4月19日（水）～9月24日（日）
　会場：森美術館
WEBサイト：https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/classroom/| 森美術館