「Culture Vision Tokyo ~2020 cultural kick-off~」開催当日レポート

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UPDATE : 2016.10.21

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2016年10月20日(木)、港区の六本木ヒルズ52階で「Culture Vision Tokyo ~2020 cultural kick-off~」が開催されました。このイベントは、2020年東京オリンピック・パラリンピック等をきっかけとして、文化芸術活動を発展させるための“文化のキックオフ”として、最先端のアート空間の中で国内外のトップクリエイターやトップリーダーにジャンルを超えた出会いと交流を提供するというものです。1日限定、完全招待制で行われた当日の様子をお伝えします。

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「Culture Vision Tokyo ~2020 cultural kick-off~」は、2020年とその先に向けて国際的に機運を高めるための国際会議「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム(WFSC)」の政府認定協賛イベント。開催に先立って行われた記者会見には、たくさんのメディアが集まりました。会見を行ったのは、カルチャー・ヴィジョン・ジャパン会長の増田宗昭さん、副会長の大西洋さん、彫刻家の名和晃平さん、クリエイティブディレクターの齋藤精一さん。

 

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20時になると、会場のレセプションが開始。この日、六本木ヒルズでWFSCのオープニングイベントや、ヤング・グローバル・リーダーズの年次総会が行われたこともあり、政府関係者やクリエイターなど、国内外から多彩な分野のトップリーダーが会場に集結しました。

 

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イベントは、増田宗昭さんによるあいさつからスタート。カルチャー・ヴィジョン・ジャパンが2020年東京オリンピック・パラリンピックを文化・芸術の交流の場にしていく決意が語られました。

 

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続いて、衆議院議員で自由民主党幹事長代行・東京都支部連合会会長を務める下村博文さんが「日本のすばらしい伝統文化を世界に発信していきましょう!」とごあいさつ。

 

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そして、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣の丸山珠代さんが乾杯のあいさつを行いました。

 

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会場に設置されたのは、日本を代表する7組のアーティスト・クリエイターの作品。こちらは名和さんによる「PixCell-Armor」、透明のガラスビーズを用いて戦国時代の甲冑を表現したものです。

 

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フォトグラファーの蜷川実花さんによる、全体を桜の写真で埋め尽くした小部屋は、参加者の皆さんの格好のフォトスポットになっていました。

 

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そのほか、チームラボ、ライゾマティクス、WOW、IMG SRC、笹岡隆甫さんによる作品を鑑賞しながら、たくさんの参加者の皆さんが交流。会場全体のディレクションは谷川じゅんじさんによるものです。

 

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会場が盛り上がりを見せる中、登場したのは「TOKYO道中」。今年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式でも活躍したアヤバンビさんらダンサーが、桜吹雪の中を踊りながら練り歩くというパフォーマンスを行いました。

 

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「TOKYO道中」のパフォーマンスの後はDJタイム。ライゾマティクスによる作品「TOKYO NIGHT CIRCLE」の下で多彩なDJが登場し、会場を音楽で盛り上げました。一夜限りの交流イベントが幕を閉じたのはこの日の深夜。日本のアーティスト・クリエイターの力を集結した会場で、産学官、また国内外のリーダーが交流するという、カルチャー・ヴィジョン・ジャパンの掲げる理念をまさに体現するイベントとなりました。